ガボラトリー ウォレットとクロス インレイとマルセロのお話し
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今日は、皆様に嬉しいお知らせが有ります。
ガボールがいなくなったので幻となってしまった
ガボラトリー レザー ディビジョンのメンバーだった
マルセロさんがガボラトリーに帰ってきました。
これからガボラトリーのウォレットはもとより
Tシャツ・ジーンズ・レザーウエアー・バッグなどのお手伝いをしてくださいます。
最初はイタリアへ引っ越して手腕を振るう話も有ったそうですが、
それは流石に断ったそうです。
マルセロは今では
ハリウッドのバットマンやスパイダーマンなど色々な衣装を作る
アメリカの財産的アーティストですから。

これは、ヘアーオンと言って
子牛の毛に豹柄をプリントした物を
初めてガボラトリーのクロス インレイに使って作った見本だそうです。
最近は、もっと本物の豹の毛皮に見える様なプリントが出回っていますが、
当時はこの様なマジック インクでテンテンを書いた様なチャチな物しかなかったようです。

ウォレットの内側は、おなじみの小銭入れなしバージョンです。

無論
お約束の糊で貼り付けたアトリエマークのレーベルが
コンドームポケットのフラップの裏に付いています。

彼のクロスの作り方はアンバーグのクロスの作り方とは違うそうですので
作り方の重要部分を紹介いたします。
その前にガボラトリーのクロスの説明を少ししますと...
アンバーグのクロスは
ガボラトリーが始めてクロスを使ったウォレットを作った時から
現在もそのままUSサイズのクロスで、日本円用のウォレットも作っていますが
マルセロのクロスは
日本の大きな1万円札用のウォレットを作ったのに伴い
サイズを大きくした物です。日本のガボラトリー ウォレットのファンの皆様には、
マルセロのクロスの方がなじみ深いでしょうが
アメリカ人にはアンバーグのクロスが当たり前のサイズです。
作り方ですが、表の皮にクロスの形を切り抜いてインレイの皮が顔を出すようにします。

インレイには、アンコを入れて膨らませるのですが
膨らみがへこまない様に裏側に3mmぐらいの分厚い革をバック アップに入れます。

分厚いバック アップの皮に糸の通る穴を先に開けてから手縫いします。

出来あがりは、糊も貼ってこんな感じでベタベタです。
この後は普通の作り方なので省略いたします。

変わり種と言いますか、試作ですが、この様な物も作られたそうです。

裏にはしっかりバック アップが入っています。

ガボール直筆の新作クロス インレイの紙型も有りました。

ガボラトリー レザー ディビジョンが続いていたら
この様なクロスのウォレットが販売される予定だったそうです。

これらのクロスも時期を見て、是非商品化していただきたいものです。

生前当時ウォレットはジャンジャン売れていたので
相当な数のウォレットを作っていたそうですが
ガボールがいなくなって急に生産を止めたので
未完成の物や出荷されなかったが物が数点有ったので
写真の真ん中に写っている3つを頂いてまいりました。
これらのウォレットは横浜に送って、アンバーグのウォレットと並べて展示いたします。
アンバーグのウォレットもマルセロのウォレットも
各々それなりの理由で時代の背景を引きずっていますので
ガボラトリー ウォレットの歴史に触れて見てください。

マルセロは、↑ このジャケットをデザインした事でも有名です。

マルセロがジャケットをデザインした時のデッサンです。
これを基にビル ウォールが最初にガボラトリー ジャケットを7着作ったそうです。

マルセロはマッシュルームが好きだそうで
流木と言うか乾いた枝にドングリのケツの蓋をマッシュルームに見立てて
素晴らしい?アートを沢山作っています。

写真では伝わらないでしょうが、ガボラトリー関係の方は皆さん共通した何かをお持ちです。

自然を愛して森の様なアトリエでは
日本人には理解できない様な独特な時間が流れています。
写真は無いのですが、彼もラットロッドを持ってま~す。

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今日は、皆様に嬉しいお知らせが有ります。
ガボールがいなくなったので幻となってしまった
ガボラトリー レザー ディビジョンのメンバーだった
マルセロさんがガボラトリーに帰ってきました。
これからガボラトリーのウォレットはもとより
Tシャツ・ジーンズ・レザーウエアー・バッグなどのお手伝いをしてくださいます。
最初はイタリアへ引っ越して手腕を振るう話も有ったそうですが、
それは流石に断ったそうです。
マルセロは今では
ハリウッドのバットマンやスパイダーマンなど色々な衣装を作る
アメリカの財産的アーティストですから。

これは、ヘアーオンと言って
子牛の毛に豹柄をプリントした物を
初めてガボラトリーのクロス インレイに使って作った見本だそうです。
最近は、もっと本物の豹の毛皮に見える様なプリントが出回っていますが、
当時はこの様なマジック インクでテンテンを書いた様なチャチな物しかなかったようです。

ウォレットの内側は、おなじみの小銭入れなしバージョンです。

無論
お約束の糊で貼り付けたアトリエマークのレーベルが
コンドームポケットのフラップの裏に付いています。

彼のクロスの作り方はアンバーグのクロスの作り方とは違うそうですので
作り方の重要部分を紹介いたします。
その前にガボラトリーのクロスの説明を少ししますと...
アンバーグのクロスは
ガボラトリーが始めてクロスを使ったウォレットを作った時から
現在もそのままUSサイズのクロスで、日本円用のウォレットも作っていますが
マルセロのクロスは
日本の大きな1万円札用のウォレットを作ったのに伴い
サイズを大きくした物です。日本のガボラトリー ウォレットのファンの皆様には、
マルセロのクロスの方がなじみ深いでしょうが
アメリカ人にはアンバーグのクロスが当たり前のサイズです。
作り方ですが、表の皮にクロスの形を切り抜いてインレイの皮が顔を出すようにします。

インレイには、アンコを入れて膨らませるのですが
膨らみがへこまない様に裏側に3mmぐらいの分厚い革をバック アップに入れます。

分厚いバック アップの皮に糸の通る穴を先に開けてから手縫いします。

出来あがりは、糊も貼ってこんな感じでベタベタです。
この後は普通の作り方なので省略いたします。

変わり種と言いますか、試作ですが、この様な物も作られたそうです。

裏にはしっかりバック アップが入っています。

ガボール直筆の新作クロス インレイの紙型も有りました。

ガボラトリー レザー ディビジョンが続いていたら
この様なクロスのウォレットが販売される予定だったそうです。

これらのクロスも時期を見て、是非商品化していただきたいものです。

生前当時ウォレットはジャンジャン売れていたので
相当な数のウォレットを作っていたそうですが
ガボールがいなくなって急に生産を止めたので
未完成の物や出荷されなかったが物が数点有ったので
写真の真ん中に写っている3つを頂いてまいりました。
これらのウォレットは横浜に送って、アンバーグのウォレットと並べて展示いたします。
アンバーグのウォレットもマルセロのウォレットも
各々それなりの理由で時代の背景を引きずっていますので
ガボラトリー ウォレットの歴史に触れて見てください。

マルセロは、↑ このジャケットをデザインした事でも有名です。

マルセロがジャケットをデザインした時のデッサンです。
これを基にビル ウォールが最初にガボラトリー ジャケットを7着作ったそうです。

マルセロはマッシュルームが好きだそうで
流木と言うか乾いた枝にドングリのケツの蓋をマッシュルームに見立てて
素晴らしい?アートを沢山作っています。

写真では伝わらないでしょうが、ガボラトリー関係の方は皆さん共通した何かをお持ちです。

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写真は無いのですが、彼もラットロッドを持ってま~す。

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